皆様いつも大変お世話になっております。

この度院長の手術のため、誠に勝手ながら9月の中旬から休診をさせていただく運びとなりました。当初は、10月1日に再開の予定でございましたが、

もうしばらく休診期間が延びることとなりました。

引き続きかかりつけの患者様に関してましては、休診期間中の対応方法などについてもお伝えさせていただきます。

来院いただいた際又は、当院からお電話があった際にご説明をいたします。

当院の都合により、ご迷惑をおかけすることなりまして誠に申し訳ございません。

長期間での休診となりますので、来院予定の患者様にはご迷惑をおかけしてしまいますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

大変急なご連絡となってしまいまして申し訳ございません。

正確な再開予定日が判明次第発信してまいります

今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

     かさはらクリニック  院長  笠原 高太郎

皆様いつも大変お世話になっております。 この度院長笠原の手術のため、誠に勝手ながら9月の中旬から休診をさせていただく運びとなりました。 具体的には

9月9日~9月30日 の期間でございます。

10月1日から再開予定でございます。 かかりつけの患者様に関してましては、休診期間中の対応方法などについてもお伝えさせていただきます。 来院の際又は、当院からお電話があった際にご説明をいたします。 当院の都合により、ご迷惑をおかけすることなりまして誠に申し訳ございません。 長期間での休診となりますので、来院予定の患者様にはご迷惑をおかけしてしまいますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 大変急なご連絡となってしまいまして申し訳ございません。

10月から再び尽力してまいりますので、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

精液中に血液が混じることを血精液症といいます。精液の液状成分の大部分は、前立腺とそれに付随した精嚢からの分泌物ですので、出血部位は前立腺、精嚢からがほとんどです。出血の時期が古いと黒っぽくなり、血液の塊が混じることもあります。逆に比較的新しい出血では鮮血色になります。

血精液症の原因として、前立腺や精嚢の炎症や、うっ血などの局所の循環障害、精巣・精巣上体・精嚢・前立腺の腫瘍、結石などが挙げられます。また血が止まりにくい状態や、血管がもろく出血しやすい状態の場合、射精時に精嚢の微小血管から出血することがあります。しかし、原因がはっきりしない場合がほとんどです。診断は、精巣・精巣上体などの外陰部診察を行い、次に直腸診や超音波検査で前立腺・精嚢に異常がないかを調べます。検尿で血尿を伴う場合は腎臓や膀胱を超音波検査で調べます。超音波検査で異常を認めた場合はCT、MRIを追加することもあります。また、中高年以上の方は前立腺癌の有無を調べるためPSAという腫瘍マーカーの採血を行います。治療は、検査で炎症疾患が疑われる場合には抗生物質や抗炎症薬の投与を、出血が持続する場合は止血剤の投与が行われます。血精液症は重篤な疾患が原因であることは少なく、数か月で改善されることがほとんどです。しかし、悪性疾患が見つかる場合も数%あるので不安な方は泌尿器科受診をおすすめします

採血のみで行われるPSA検査。PSA検査で前立腺がんを早期発見できるので、最近ではテレビでもよく話題になっています。

PSAとは、Prostate Specific Antigen(前立腺特異抗原)の略語です。これは前立腺の上皮細胞から精液に分泌されるタンパクで、射精直後のゲル状の精液をさらさらする働きがあるといわれています。その一部は血液中にも存在し、前立腺のがんや炎症などで血液中のPSA値が高くなることがわかっています。

一般的にPSAが高いと言われる基準値は4ng/mLとされています。PSAは前立腺癌ではほとんどの場合上昇しますが、前立腺肥大症、前立腺炎、尿道にカテーテルなどが入った状態、尿閉(尿が全くでない)、などの場合にも上昇することがあります。またホルモン製剤など薬物の影響でPSA値が変化することもあります。PSAが高いと言われた場合、一般的にはPSAを再検し、超音波検査で前立腺の大きさや形態を観察します。さらに検尿や直腸診で前立腺に硬い部分や炎症がないかどうかをみます。これらを総合的に考慮して、癌が疑われるようであれば、前立腺MRI検査や確定診断に必須である前立腺針生検(前立腺組織の一部を採取する検査)を行います。PSA値が高いといわれた方は、一度泌尿器科の専門施設を受診されることをお勧めいたします。

正常な尿の色は淡黄色から淡黄褐色です。これは、血液が分解された時にでるウロビリンといわれる代謝物の色です。水分摂取量が多いと、水分量調節のためにたくさんの水が尿として排出されるため、ウロビリンの量も薄まり透明に近くなります。水分摂取量が少なければ尿量が減って濃い色になります。睡眠中は尿量を減らすしくみが働き尿を濃縮しているため、起床時の尿の色が濃いのは正常です。日中も朝と同じ濃い尿が出たときは脱水かもしれません。
ビタミン剤を飲んだときは、鮮やかな濃い黄色の尿が出ることがありますが、これはビタミン剤の色です。尿の色が赤色~ピンクの場合、尿に血液が混じった血尿が考えられます。血尿の原因として、尿路の悪性腫瘍(がん)や尿路結石、尿路感染症などが考えられます。尿の色が白色の場合、尿に白血球が混ざった膿尿が考えられます。尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎など)の際に認められます。濃い茶色の場合、尿の中にビリルビンという物質が混じり濃い茶色になっている可能性があり、肝臓に異常があり黄疸をおこしている場合があります。

尿の色調で気になることがあれば早めに泌尿器科を受診されることをおすすめします。