おはなしメディトーク

…過活動膀胱かもしれません。

過活動膀胱とは、膀胱が過敏になって、尿が十分に貯まっていないうちに尿意切迫感(急に起こる強い尿意)がみられる状態をいいます。このような症状があると、いつ尿意が襲ってくるかわからないので、外出できなくなり、家に閉じこもりがちになる人もいます。
40歳以上でこのような症状を感じている人は男女合わせて約810万人いるといわれますが、実際に医療機関を受診して治療を受けている人は、わずか20%にすぎないと推測されています。
過活動膀胱の原因は、脳や脊髄といった中枢神経の障害、男性の前立腺肥大による尿道閉塞や女性の骨盤底筋障害などがありますが、原因不明のものがもっとも多いとされています。
1日の排尿回数が8回以上あり、かつ尿意切迫感が週に1回以上ある場合、医療機関の受診をおすすめします。診断は、まず簡単な質問用紙を使って症状を把握します。
その後尿検査や超音波検査などによって、尿路感染症や尿路結石、前立腺肥大症、がんなどの存在が除外されれば、過活動膀胱と診断して治療を始めます。治療は内服薬で過敏になった膀胱を和らげる薬物療法や、骨盤底筋を鍛える体操を行うなどの行動療法がありますが、薬物療法を行うことが一般的です。男性の場合は、前立腺肥大症が原因で過活動膀胱の症状がみられる場合があり、その場合は前立腺肥大症の治療を行います。

トイレにすぐ行きたくなる・トイレに行く回数が増えた、排尿時に下腹部に痛み
を感じる、残尿感が強い、などの症状がある方は膀胱炎かもしれません。
膀胱炎は細菌が尿道を通って膀胱に入り、膀胱内の粘膜に炎症が生じて起こる病
気です。膀胱炎の症状が進むと血尿が出ることもあります。
夏は汗をかいて脱水傾向になりやすく、尿量が減って細菌を洗い流しにくいこと
や、冷房で体が冷え、体の抵抗力が落ちていることが原因で、冬より膀胱炎を起
こしやすくなります。
また、女性が膀胱炎になりやすいのは、尿道が男性に比べて短く、細菌が膀胱内
に侵入しやすいからです。
膀胱炎の予防法は、
1、水分を多めにとる。
2、ストレスや睡眠不足・過労はできるだけ避ける。
3、大便後に紙で拭く際は、前から後ろへと拭くようにする。
4、おりものシートや生理ナプキンはこまめに取り換える。
5、性行為の後は排尿する。
6、腰まわりを冷やさないようにする。
などです。
膀胱炎を放置していると、膀胱内の菌が腎臓まで達して腎盂腎炎となり高熱や全
身の倦怠感といった症状が出ます。また、膀胱がんなど別の病気が隠れているこ
ともあります。このような重大な病気を見逃したりしないためにも、排尿時に異
常を感じたら、早めに泌尿器科を受診するようにしましょう。

 

 

皮膚炎の原因となる主な虫として蚊、ノミ、ブユ、ハチ、トコジラミ、アブ、毛虫などの昆虫類、ダニ、クモ、ムカデなどの昆虫以外の節足動物が挙げられます。刺されて30分以内に、かゆみを伴うやや隆起した赤い発疹が現れます。1~2時間後には発疹は消失あるいは軽減しますが、6~48時間後に再びかゆみを伴う赤い発疹が生じます。

 

時に水膨れとなる場合もあります。ノミやダニでは時間以後に反応が出ることが多く、虫刺されに気付かないこともあります。毛虫皮膚炎や毒蛾(どくが)皮膚炎では、やや隆起した赤い発疹が多数集まって現れます。

 

治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強いと、抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要なので、医療機関を受診しましょう。蚊やブユなど吸血性の昆虫類に対する予防として、野外活動では肌を露出しないこと。また携帯用蚊取りや、防虫スプレーなどの使用で、ある程度の防除は可能です。

 

 

水虫は、カビの一種である「白癬(はくせん)菌」の繁殖により起こります。

 

白癬菌は、水虫にかかった人の皮膚から剥がれ落ちる角質(鱗屑=りんせつ=)の中にも生きており、それを素足で踏むなど、菌の付着で感染します。しかし、付着だけなら、すぐ水虫にはなりません。

感染が成立するのは、洗い流されずに残った菌が、傷ついた角質から入り込み、なおかつ繁殖しやすい環境にあった場合です。

 

白癬菌は、高温多湿の環境を好みます。また皮膚表面に汗や汚れの残るアルカリ性の皮膚環境も繁殖しやすい状態です。毎晩入浴して足や体を清潔にし、弱酸性の状態を保てば、感染は予防できます。

 

家族に水虫の人がいるときは、浴室の足拭きマットや共用スリッパなどから感染することが多いので、頻繁に洗いよく乾燥させて使用することが大切です。銭湯や温泉、プールやフィットネスクラブなど、たくさんの人が素足で利用する施設では、白癬菌が足に付着しやすいのでよく洗い流し、菌が繁殖しやすい環境をつくらないように気をつけましょう。

 

 

夜尿とは、夜寝ている間に意識せずにおもらしをして、服や下着、シーツなどをぬらすことをいいます。

 

乳幼児期の夜尿を “おねしょ” といいますが、5~6歳以降は一般的に「夜尿症」と呼びます。

女の子に比べて男の子に多く見られますが、だいたい5歳で20%、10歳で5%、15歳で1~2%ぐらいにみられ、ごくまれに成人まで続くケースもあります。

 

夜尿は自然に治っていく例が多いのですが、学齢期になると、夜尿のためにお子さんが自信をなくし、心理面や生活面に影響を及ぼすこともあります。夜尿症治療の基本は、規則正しい生活をする、水分の取り方に気を付けるといった生活改善に取り組むことが重要です。

 

それでも夜尿が改善しない場合、お薬を使った治療や、アラーム療法といって、夜尿が起こるとアラームで知らせて本人に認識させ、夜尿量を徐々に減らしていくといった治療を行います。

 

 

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