夏の膀胱炎について

トイレにすぐ行きたくなる・トイレに行く回数が増えた、排尿時に下腹部に痛み
を感じる、残尿感が強い、などの症状がある方は膀胱炎かもしれません。
膀胱炎は細菌が尿道を通って膀胱に入り、膀胱内の粘膜に炎症が生じて起こる病
気です。膀胱炎の症状が進むと血尿が出ることもあります。
夏は汗をかいて脱水傾向になりやすく、尿量が減って細菌を洗い流しにくいこと
や、冷房で体が冷え、体の抵抗力が落ちていることが原因で、冬より膀胱炎を起
こしやすくなります。
また、女性が膀胱炎になりやすいのは、尿道が男性に比べて短く、細菌が膀胱内
に侵入しやすいからです。
膀胱炎の予防法は、
1、水分を多めにとる。
2、ストレスや睡眠不足・過労はできるだけ避ける。
3、大便後に紙で拭く際は、前から後ろへと拭くようにする。
4、おりものシートや生理ナプキンはこまめに取り換える。
5、性行為の後は排尿する。
6、腰まわりを冷やさないようにする。
などです。
膀胱炎を放置していると、膀胱内の菌が腎臓まで達して腎盂腎炎となり高熱や全
身の倦怠感といった症状が出ます。また、膀胱がんなど別の病気が隠れているこ
ともあります。このような重大な病気を見逃したりしないためにも、排尿時に異
常を感じたら、早めに泌尿器科を受診するようにしましょう。