かさはらクリニック笠原院長のほっと一息コラム

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第六回目「夜、何度もトイレに行きたくなる(夜間頻尿)について」

 

夜間、排尿のために起きなければならない症状を夜間頻尿といい、加齢とともに頻度が高くなります。原因は、多尿、膀胱(ぼうこう)容量の減少、睡眠障害に分けられます。

 

多尿は、糖尿病、高血圧、うっ血性心不全(心臓の働きが弱った状態)、腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群、多量の水分摂取などが原因です。膀胱容量の減少は、少量の尿しかためられず、過活動膀胱や膀胱炎などで膀胱が過敏になるために起こります。

過活動膀胱は膀胱に尿が少量しかたまっていないのに勝手に収縮するもので、脳卒中、パーキンソン病などの脳や脊髄の病気で膀胱のコントロールが利かない、前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になる、などが原因です。睡眠障害は眠りが浅いため、目が覚めるごとに気になってトイレに行くものです。

 

高血圧、心疾患、腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群などによる夜間多尿は基礎疾患の治療が重要です。水分の取り過ぎなら控えることも重要です。過活動膀胱では、膀胱の収縮を抑える薬剤(抗コリン剤)が、睡眠障害による夜間頻尿には睡眠薬の内服も有効ですが、環境の整備や生活リズムの改善も重要です。

       

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