かさはらクリニック笠原院長のおはなしメディトーク高知新聞掲載

      

第十二回目「虫刺されについて」

 

 

皮膚炎の原因となる主な虫として蚊、ノミ、ブユ、ハチ、トコジラミ、アブ、毛虫などの昆虫類、ダニ、クモ、ムカデなどの昆虫以外の節足動物が挙げられます。刺されて30分以内に、かゆみを伴うやや隆起した赤い発疹が現れます。1~2時間後には発疹は消失あるいは軽減しますが、6~48時間後に再びかゆみを伴う赤い発疹が生じます。

 

時に水膨れとなる場合もあります。ノミやダニでは時間以後に反応が出ることが多く、虫刺されに気付かないこともあります。毛虫皮膚炎や毒蛾(どくが)皮膚炎では、やや隆起した赤い発疹が多数集まって現れます。

 

治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強いと、抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要なので、医療機関を受診しましょう。蚊やブユなど吸血性の昆虫類に対する予防として、野外活動では肌を露出しないこと。また携帯用蚊取りや、防虫スプレーなどの使用で、ある程度の防除は可能です。

 

       

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